2011年3月25日金曜日

異常な東電の対応、排水「作業に邪魔だから除去」どうやって?どこに除去?どうしてその高濃度水がでてきたか論理的に考えると怖くなる(蒸気配管にメルトダウンの圧力容器から今も流れているたぶん)

>NHKニュース
3号機原子炉 損傷の可能性”http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110325/k10014895461000.html
なるほど。じゃあ、400ミリsvの水は原子炉から出ているもっといえば圧力容器から出ているという判断なわけ。でこれからも
出てくる可能性あるのに、そのままとりあえずでてきた漏水は捨てる(どこにどうやって?↓が問題でしょ?)ということになるんだろうけど、
じゃあ、圧力容器破損なら、そのなかで燃料棒は破損というより要するに(嘘つかないでね)溶融している。
要するに3号機炉心が部分メルトダウンしていて、その放射性物質が圧力容器の外に漏れでてきている、ということでしょ?
そのメルトダウンの爆発を抑えているのが格納容器への海水注入だとすると、問題の本質は何も解決されていない。
要するにじわじわ3号機の中でメルトダウンが進んでいる。
3号機メルトダウン爆発をせめて海水注入でふせいでいる。
通電して冷却水が復活(すべてがうまくいったとして、修理とかがすんだとして)
圧力容器内の圧力が減圧したとしても、誰が圧力容器空けるの?
開けたとして圧力容器内の炉心がメルトダウンした超高濃度の放射性物質はどうするつもり?
コンクリ鉄づめにするしかないのに、まさか、排水扱いでどぼどぼ土壌に流すんじゃないでしょうね。
狂気の原子力安全委員会原子力保安院、経産省、そして東電。
どうにかして政府対策本部が国民の生命身体財産を守るためにただちに原子炉をコンクリ詰めに。
すべての稼働原子力発電所をどんな停電にでもしてでも止めるべきだ。

こんなこと連鎖で起きたら日本は死の島だ。

もっとも懸念されるのは次の東電からの報告だ:
「原子炉の表面で計った温度が、一時、設計段階で想定されていた最高温度の302度を超えておよそ400度に達していましたが、25日午前6時現在では204.5度まで下がったほか、原子炉が入っている格納容器の圧力も、24日午前5時現在でおよそ3.85気圧だったのが、25日午前6時現在でおよそ3.10気圧になっています。」

気圧が下がればいいってもんじゃない。
温度が下がったのはそれだけ再臨界おこしていた燃料棒の一部が一定燃えつくして
しかもその放射能排気がどこかへ放出されたから温度が下がったとみるほうが自然だ。
問題はどこにどういうふうに放出されたかだ。
水を沸騰させタービンを回す蒸気排気管に流れて普通に作動しているという報道はない。
蒸気排気管からもれているという可能性について言及があったとおりだとすると、
また強化明日にでも冷えた蒸気が蒸気排気管にたまりそこから高濃度の漏水がどぼどぼ流れてくるということの繰り返しではないのか?

にもかかわらず、東電が今やっていることは、放射能汚染を止める作業ではない。
どこまでもボロボロの福島第一原発を表面的には使えるかのような原子炉にみせ廃炉にせず日本列島じゅうを死の島にすることだ。つまり、真水冷却水を入れたからと言って、原子炉の圧力容器内でメルトダウンが起きている可能性が濃厚なので、
どこまでもメルトダウンが起きた常態の高温の蒸気が圧力容器から蒸気排気管へ流れつくことに何の変化もない。

が、東電は真水冷却水をいれて圧力容器の海水の塩を洗い流すことしか考えていない。

このことの結論は恐ろしい。
つまり、本気で東電は放射能排気を永遠に垂れ流す原子炉を表面的には正常作動ということで使い続け、
5時間で致死量の濃度の(メルトダウン圧力容器炉心からでてくる蒸気なら当然だろう)蒸気が冷えて蒸気排気管から
原子炉建物内に流れてきたら「作業時邪魔だから」「捨てる」という形で、まるであたかも安全な飲料水のように土壌に垂れ流し、原子炉を動かし続けようというのだ。日本中が死の島になるまで。

だれかが、止めなければいけない。

福島県だけの問題ではない。

日本は東電は原子力保安院は狂気だ。

何としてもコンクリ詰めにしなければ、東電は原子力保安院はこのまま異常な作業を続け
表面的にはなんでもないかのような振る舞いながら、土壌汚染と大気汚染を続け日本を故意に死の島にする。
5号機6号機のように正常冷却停止までどれだけの放射性物質を日本中にばらまけば気が済む?
正常冷却停止を目指すだけならなぜ海水から真水に変える無駄ないらない作業に時間をかける?

世界最悪の環境汚染が現在進行形で続いている。

政府は何とかすべきである。
ただちに。
あらゆる手段を使って福島第一(第二もかもしれないが)原発をコンクリ鉄づめしなければ
放射性物質放出をやめないという形の狂気、
一種の日本国家(原子力保安院と東電)による狂気の世界テロである。

止めなければいけない。

1万倍濃度の水の排水を実施 http://nhk.jp/N3us6FVS

肝心な点の説明が抜けてるから怖い東電の説明。どうやって其の水を排出するの?どこにどのように排出するつもりなの?ちゃんと説明してくれない?「通常の」原子炉内の冷却水だって排出処理装置を通すのに、排出処理装置壊れてる蓋然性高いと東電から発表あったけど、「通常」の冷却水の1万倍の水まさかそのまま土壌に投げ捨ててるわけじゃないでしょうねと思うがその点について何の説明もない。