2012年7月19日木曜日

日本の「ちゃんとした」大企業も報道も嘘をつくな!これがインドスズキ現地法人工場殺人放火暴動事件についての「「日本のちゃんとした新聞」「日本のちゃんとした大企業」」発デマ報道でない真実の現地報道だ!

先ほど日本の新聞記事でこの暴動事件に関し現地新聞報道に照らしその原因や背景などについて嘘ばかりなのでびっくりし、改めてアジア(インド)の新聞NDTVで確認。なぜならこの件について現地報道および国際報道のどこにも日本のメディアが一部報道するところの「カースト制による争い」との文字も報道もないからだ。むしろこの暴動事件の背景はインド地元紙などの報道によれば労働争議に絡むここ数年の経営者側労働者側のこじれが暴動の発端のようだ。昨年だけで3度の同様の労働争議・暴動騒ぎがこのスズキインド現地法人自動車組み立て工場マルスズキでは起き、その生産損失合計は83000台にあたるという(ソース後掲)今回の暴動はスズキインド現地法人自動車組み立て工場マルチスズキの人事部管理職職員を現地インド人工員が殴り(逆に人事管理職員が先に工員を殴ったとの証言もある)(その結果の死か放火の結果の死か警察で死因を分析調査中)そのことをもとに懲戒免職にすると人事部管理職が言いそのことに対する抗議行動に端を発するという。死者1名負傷者85名(うち9名が警察官)の暴動放火事件。暴動事件後このインド最大の自動車工場スズキインド現地法人マルチスズキの株価は事件後一時9%も落ちたという。 

日本の報道が嘘だらけなのかスズキ側が嘘だらけなのか?これが「ウワサデマ」ではなく本当のインドのスズキ工場(Maruti Suzuki)の暴動に関するニュースだ。
日本の報道では「カースト差別が原因」などと人種差別なストーリーまで展開する嘘の上塗り!だったがこのブログ発表後数時間で原因やスズキ側発表は異なっているようだ。他方、すでにこれがスズキインド現地法人で近年4度目の労働争議や抗議行動との現地報道(ちなみに、この6時間くらいの間にインドに失礼すぎるスズキ側「カースト制が原因」との暴動騒ぎ原因説明報道はこのブログ発表による指摘もあってか日本報道から消えた。共同通信に残っているのは、スズキ側説明としてインド人労働者とインド人監督者の18日に起きたいざこざ原因説)。スズキ側が嘘をついていたのか?日本の報道がいい加減なのか?どっち?
もしもスズキ側発表が違っていたとしても一切調べもしないでまんま載せる嘘だらけの日本の一部報道のデタラメさの問題とも!
それとも、日本の報道陣か日本の新聞社経営陣あるいは一部大株主政治家がスズキマルチ株あるいはスズキ株を所有していて、
だから、マルチスズキ(インドスズキ現地法人工場)の暴動事件の背後が度重なる労働争議や抗議事件、労務管理経営ミスであることをあえて隠す報道だったのだろうか?おかしな話である。報道は真実を書いてこそ報道ではないのか?
このブログでわたしが現地報道を紹介するまでは(2012年7月19日夕刻)日本の報道でマルチスズキの度重なる労働争議や抗議行動ストライキや労務管理経営ミスへの懸念について日本の報道は一切触れていなかった。あくまでもインド特有かのような差別的報道に終始する日本の報道による「カースト制が原因」とのインドへの差別的報道扱い(現時点ではほとんどが消えている)は日本の企業・報道の劣等ぶり~国際性といううちの語学だけでなく、国際社会における国際人権感覚人権保障労働権保障への国際社会基準における最大限の配慮などにおける劣等ぶりをあからさまにしているかのようでもある。

 以下にフル引用の通りアジア系新聞報道によると(以下同じ) 原因は労働者側と人事部管理職の人事労務マネジメント上の諍いとの事で具体的には突然工員が人事部職員(管理職)を殴ったこと(労働者側は人事部管理職が先に手を出したといっている)に始まったという。逮捕された91人ほとんどが労働者と人事部管理職員との間であった暴力事件に端を発して始まった暴動関連の殺人未遂および放火容疑。以下に抜粋引用した記事以外に写真報道もありそれによるとインド政府や労働大臣が今後の対応を検討中。 昨年末にもスズキインド現地法人の自動車工場ではストライキがあり労働者側経営者側交渉妥結でその時のストライキや抗議行動は収まったといわれる。これで近年4度目のマルチスズキ労働者と経営者側の間の労働争議抗議行動。今回は労働者と人事部管理職との暴力的いさかい(どちらが先に殴ったかに争いがある)で、これまでの会社側と労働者側の拗れが噴き出した形だ。
スズキインド現地法人マルチスズキ工場の組合会長ラム・メハーがスズキインド現地法人マルチスズキに関し木曜日報道陣に語ったところによると「(スズキインド現地法人マルチスズキMaruti Suzukiは)働くものの側に立ってくれない、組合の活動に否定的だ」と語った。「( 暴動時)経営者側の意向でセキュリティが門を閉じていたし、警備員は暴力的に労働者に先のとがった道具や武器で襲い掛かってきた」と語った(以下NDTV報道抜粋引用一部参照のこと)
”The president of the workers' union, Ram Meher, accused the company of "anti-worker and anti-union activities" in a statement on Thursday. "The gates were closed by the security on behest of the management and the bouncers brutally attacked the workers with sharp weapons and arms," Ram Meher said in the statement.”
スズキインド法人はこの暴動で4度目で損失が巨額に登ると以下の報道以外のNDTV写真記事報道コメントにはあるhttp://www.ndtv.com/album/listing/news/violence-at-maruti-s-manesar-plant-13438。 
一方「生産ラインには支障がなく株主はスズキへの投資を控える事のない様に」とスズキインド現地法人及びインド側は一時9%も急落したインドスズキ法人株への配慮も示した。 インド最大の自動車工場「マルチスズキ」での労働条件賃金交渉をめぐる人事部管理職と組合員及び労働者との間の暴力的いさかいに端を発した殺人放火暴動事件に、スズキインド現地法人及びインド側は大きな経済的影響のないようにとの懸念を隠せない。と同時に、殺人暴行放火事件という重大な事件である点を重くみて殺人(未遂)事件として徹底捜査を行っている、という(以下英文記事参照の事)。 
因みに、知る限り、日本のマスコミが暴動原因発表とする「カースト制に絡むいざこざが原因」に関する記事は今のところ日本以外のどこの国の報道にも見かけない。
その「スズキ側発表」のマルチスズキへのインタビューはいつどの社により行われた?
(*このブログを書いて発表してから数時間の今その数時間のあいだに日本の報道記事の中身が「スズキ側発表によるとカースト制に基づく差別発言が原因」との中身から「スズキ側は差別発言を否定している」にかわっている。
スポニチにも同様にカースト制にまつわる差別発言を暴動の原因とする記事がありそれはこのブログ発表ののちの今現在(20120720 0:34時点)でもまだ残っている。
ちなみに、現時点で(最初から?)日経新聞記事は現地報道同様冷静な記事でこの事件を表現している。http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1903X_Z10C12A7EB2000/
さらにこの事件に関し最新で扱い度重なる労働事件について表にしてあげ株式投資家にまっすぐで正直客観的状況分析する優秀な日経新聞記事からは、スズキ側に労働権労務管理ミスへの反省ない点も報道されている。世界でその個性ある商品の品質デザイン技術で愛されるバイクスクーター人気のスズキなのに、もっとまっすぐに労働者との良好な労使関係を前向きに築くスズキの人的資産さらに育てる意思ないのか?心配なかんじがする。記事からは「左派離れ」をスズキ本社が感じていると読めるが、実際にはインドは躍進的な経済成長とともに国粋という意味での右派離れが進んでいる。
「国粋原理派」か「国際派」かに大きく分かれ、国粋原理派はインド企業へ、そして、国際派労働者は昔はアジアの企業に近いものや安心感を感じていたが今では欧米企業に近いものを感じているので、さらに日本企業にも欧米並みの労務管理労使交渉や労働権保障を求める傾向があると思われる。あまり、インドに関し読み間違いをしていると、インド国内企業や中国韓国だけでなくドイツアメリカなど欧米企業へ高技術もつ工員をごっそり引き抜かれることもあり得る。「左か右か」という差別的で大義ない反共原理で労使管理を見誤ると、日本だけが一人アジアから抜け落ちることもあり得る。第二次世界大戦、日本が愚かな開戦で多くの国々に多大なる苦しみと被害を与えたとき、多くの日本企業家や株主は欧米一部の「反共原理」にすっかりのめりこみすぎて、実際は国の腐敗を嫌い国民の人権を保障するため立ち上がった人権理念に大義ある中国共産党と固いきずなにあったドイツアメリカイギリスフランスロシアの基礎的な流れしっかり見えていなかった。「反共原理」や右への流れっぽいうわさや雰囲気にながされてアジアのみならず国際社会の大義である基本的人権保障や労働権保障への最大限の配慮を企業がおざなりにすると、世界の企業経済から日本は抜け落ちる。スズキには目を覚ましてもらいたい。
現実的にいって、アジアでは中国台湾香港インドをはじめアメリカ留学など欧米教育の普遍化がここのところさらに急速に進んでいる。また韓国インドネシアフィリピンシンガポールマレーシアなどのさらなる欧米教育・言語の普及化及び欧米国際人権国際基準化が続く。国際人権保障や国際労働権尊重配慮型労使穏健経営感覚も語学における欧米言語普遍化おいても、
閉鎖的国粋民族原理的右のながれに開き直りうかれ安穏と低めあいを自慢しているのは日本企業一部にみられる特殊な環境にだけ顕著なのに、と日本の感覚的ずれがたいへんに懸念される。
URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC1900J_Z10C12A7000000/?dg=1

日本企業日本行政を覆う「維新の会」的国際社会人権スタンダードからのずれは頭脳流出投資流出日本最低人権列島国化生む
と、同時に、維新の会などに代表される労働権侵害著しい条例などにみられるように、日本の企業や政治の人権感覚が、アジア欧米を含む世界の国際社会における普通の人権保障や人権倫理感覚と大幅にずれ続けることをあたかも「前進」であるかのように誤解する状況が原因であるならば、日本の企業や行政から大幅に頭脳流出が進むだけでなく、日本の各国現地法人で働く人たちも頭脳流出が進むことになりかねない。人事の基本は労働三権の保障と国際社会レベルの一般的人権保障そのための企業としての働く人々への人権への最大限の配慮である。
日本国外企業進出は国際社会レベルの人権感覚人権保障労働権保障を伴ってこそはじめて進められるべきであるが、それは、国内においても同じであり、国内国外にかかわらず、労働者が日本人であるかどうかにかかわらず、同じ人間としての生命身体財産、人間の尊厳や自由の保障、労働権の保障と、会社としてできる限りの誠意をもって労働者を人として大切にしその人権保障と尊厳を最大限最優先にたっとぶ企業の労務管理こそ普段から問われている企業の本来的能力ではないのか?
ただ残業ただ休日出勤を「就職難」で足元みて当然のように行っている企業は、国内外ともに、いずれ、取り残される。
国際人権感覚国際社会における人権保障労働権保障の基本はどの国でも同じであり、誰に対しても同じように問われている。
そして働くものが会社を選ぶ、企業を選ぶ、企業の国籍を選ぶわけではないが、日本の労働者への労働権人権の押しつぶしは、いずれ世界で異様なものとして扱われ人件費人権リクルート費用がかさみ株価や海外投資家らの人権後進企業として企業収益に影響を及ぼすほどの悪影響が出るまでは放置するという事ならば、国籍にかかわらず労働者技術者の流出は加速の一途をたどり日本企業のアジア世界での転落は続くことになりかねない。西欧だからアジアだからではなく、世界の労働者への人権保障の高さは中国香港台湾インドネシアインドパキスタンなどを含め進化の一途をたどり西欧に追い付け追い越せである。
そこに、日本の企業の国際化についていけない一部社員管理職が「西洋の人権思想に反対」などと全く「いえていない」、国粋民族原理的でおかしな外国排斥、外国否定からくる人権概念排斥や憲法人権概念排斥で人権感覚国際労働権保障労務見識知見のたりない愚かな低めあいが続くならば、日本企業や行政は世界でもアジアでももっとも権利保障感覚の労務管理技術に劣った、人権労務労働権保障に関する最劣等国として、アジアでも見限られ高度技術熟練労働者の集まらない最悪の企業があつまる国になり、投資価値も落ち、さらに、国内労働人口も頭脳も流出がすすむだろう。
維新の会や勝手連など企業の労働組合の中にあり労働権保障を損なう側が、外国語を含むさまざまな能力や技術や人権保障概念をどこまでも「外国産」概念として無視し開き直り、人権侵害に無感覚でむしろ人権侵害や労働権侵害を「勇気をもっておこなう」などと自慢するような国粋民族原理的低めあいを続けるような日本企業経営者や管理職とともに国際人権派能力派をつぶし続けることは、高度技術を開発デザインしかつ仕事熱心な日本企業・企業経営者及びそのような日本企業の日本人アジア人欧米人労働者とにとっての足かせでしかない。
この点、企業「的発想を行政に取り込む」とのふれこみで市民への予算は削り行政における「経営者側」政治家や政治家「推薦」の区長などには1400万円の年収など企業的発想の実態は癒着であることをあらわにするしかも弁護士でもあるのに反人権で低めあいを奨励する橋下大阪市長が大阪市職員の公判一般な政治活動の自由制限を条例化するなど、「民主主義と称する単純多数決」による労働権侵害や人権侵害が著しい日本の人権低下状態やその状況を憂うるほうがおかしいとのマスコミ一部を含めたずれ方は、日本がアジアと世界でどんどん人権労働権劣等国化していく流れの象徴でもあり、大変憂慮されるところである。
そして、このスズキインド現地法人工場暴動事件に関する明らかなる新聞(インドスズキ広報が意図した?)誤報の人種差別的なそして労働争議隠ぺい体質な背景にもそのような日本のずれがあるように思われる。

以下のNDTVからの抜粋引用記事を参照のこと
PLEASE SEE THE FOLLOWING CITATION FROM THE ARTICLE OF "Maruti plant violence in India " FROM NDTV, 2012.7.19  NDTV 
URL:http://www.ndtv.com/article/cheat-sheet/maruti-manesar-plant-hr-manager-was-burnt-to-death-91-arrested-244971?pfrom=home-lateststories
 ''@ndtv: Maruti plant violence: Dead body identified as that of General Manager, HR http://t.co/LmF7gvY2” Manesar:  A charred body found at the Manesar plant of India's largest carmaker Maruti Suzuki has been identified as that of Avnish Kumar Dev, a General Manager in the Human Resource department of the company. 99 people, mostly workers, have been arrested for violence last evening when workers and members of the management clashed; 85 people were reportedly injured, among them two Japanese nationals.Here are the top developments in this story: The senior HR official's body has been identified by his brother-in-law. Mr Dev's body was found after a fire that the company alleges the workers started in some portions of the plant, which included the building where the HR division is housed. Many of those injured were also HR executives.  The Manesar plant was shut down last evening and continues to be closed. There is heavy security at the plant with 1,200 policemen deployed; Haryana's Director General of Police Ranjiv Dalal is at the site monitoring the situation. Suzuki Motor Corporation said in its statement that it does not know when production will resume. "There is no damage to the production line. Damage only to administrative offices," the statement said. Maruti shares fell nine per cent on Thursday. Union Labour minister Mallikarjun Kharge said that the Centre could not intervene since unless the state government submits a report. The chief labour commissioner has been asked to send a report. "I want to assure investors that such incidents will not affect the mood. But we have to take care of the management and the labour class," Mr Kharge said.The 99 people arrested have been charged with murder, attempt to murder, causing grievous injury and rioting. Randeep Surjewala, industries minister for Haryana, said most of those allegedly guilty had been rounded up and more arrests were likely over the next 48 hours - most of those accused are union leaders and workers. A Special Investigation Team or SIT is also looking into the violence, said Maheshwar Dayal, DCP South and East, Gurgaon.Eyewitnesses say while the trigger for the violence was an altercation between a supervisor and a worker, there had been tension at the plant since 6 pm yesterday over ongoing talks on wage revision. During the altercation, the worker reportedly slapped his senior and was suspended. A senior HR executive, his injured head bandaged, said workers turned violent then, stormed a conference room at about 7.30 pm and beat up senior officials of the company. The eyewitnesses claimed that the workers used car parts to beat officials with. The conference room is next to the HR division which was set afire during the violence. When the fire was doused, the charred remains of Mr Dev's body were found.In its statement, Maruti said at least 40 executives and managers were injured. The statement has alleged that the union had tried to prevent the management from taking disciplinary action against the worker who slapped his senior and that they had also prevented executives from leaving the factory, holding them hostage.The workers however claim that the management started the fight. They have alleged that the supervisor had made remarks against the worker, who is a member of a Scheduled Caste. Maruti Suzuki Workers' Union (MSWU) general secretary Sarabjeet Singh claimed that when workers protested against the supervisor's alleged remarks, management officials misbehaved with them and suspended the worker in question.There has been much unrest at the Manesar plant. Wages are said to be a major cause for it. Last year, Maruti Suzuki had witnessed three separate instances of labour unrest at the plant, which mainly produces the Swift, causing a total production loss of about 83,000 units. There was a 13-day strike in June 2011 that brought production to a standstill at the plant. It was followed by another standoff between the management and the workers on August 29 that lasted 33 days. In October 2011, the company again saw its workers going on a 14-day strike.The Manesar plant accounts for a third of Maruti's car making capacity at 550,000. The average revenue per car sold from the plant is higher than the overall revenue of the company.For NDTV Updates, London Olympics 2012:  Catch all the action hereAlso SeeMaruti plant violence: Full statement of workers' union''