2012年12月15日土曜日

自民党憲法改正案に怒るなら民主党相談役の鳩山試案平和人権保障に十二分な現行日本国憲法なのに改正試案ばやり維新みんなの党自民民主公明緑元民主小沢未来減税も憲法改正試案や意思ある。日本共産党と社民だけ、日本領土主権と生命財産人権守る現行憲法守れる。

自民党の新人候補の宣伝車から「憲法改正なんてどうということはありません」 という声が聞こえた。 実際、自民党に限らず、テレビの維新の会の宣伝効果が著しいためか、 国民の6割が憲法改正に賛成だという。 そして以下はなんと自民党憲法改正草案民主党(鳩山思案)憲法改正の相似形だ。 元首への変更 「元首」ということばの対立概念は「臣民」であることをご存知だろうか? この表現の違いは大きい。日本国民の主権に存する天皇制である国民主権と矛盾する。 陛下も嬉しくないのではないか? この国家元首問題は長いこと論点であった。 そうでなくても、国民主権によりふさわしい天皇制を模索してきた宮内庁は、 政治的象徴である国家元首がありうるのかどうかということに疑問をもたれないだろうか? 日本のように天皇制を悪用し国家元首として天皇家を持ち上げておいて実際は国家統制主義による 国民への搾取を正当化してきた軍事政権が日本国民と国際社会に多大なる賛歌を負わせたことの 反省を示すことの一つが、「国家元首」としないこと、前文と97条における人権と国際平和協調への貢献である のに対しそのことを反省することを拒むこの憲法改正案はアジアのみならず国際社会からの疑惑と疑念を生むことにつながる極めて劣悪な憲法改正案でありそのひとつの象徴が「元首」だ 民主主義の権利への制限ともいえる各項目 1.議員定数削減と一院制のための憲法改正 自民党改正草案 「 鳩山試案 「一院制とした場合の国会議員定数は、人口二十万人に一人くらいの六〇〇人程度にしてもよいのではないか。これでも現在の衆参両院の合計定員数を一二〇人以上削減することになるが、イギリス(六五九人)やドイツ(六五六人)の下院定数よりも少ない。一院制で通年国会となり、法案審議に万全を期すなら、それなりの数の議員は必要である。」 「イギリスドイツの下院定数よりも少ない」のに一院制にする合理性はどこに? 二院制のチェックアンドバランスをむしするのはなぜか? 道州制 きちんとまとまりをもった利害対立のないはずの国家をあえて分断するための発想が道州制。 自民党民主党どちらも進めようとしている。 そのほか自民草案は 軍隊を持たないはずの憲法を変え「国防軍」とすること(自民) 自衛権の明記(民主) (自民) 人権に条件をつけること、 公務員による暴行強姦殺人に加重刑をかす前提をなくす、 など大変な問題を 国民の生活につきつけている。 さて、憲法改正がどうということはないのかどうか(もちろん大問題だ)、私の意見はまだこれからも提示するが、実際にいくつかのブログの意見を最初に紹介しよう。 まず、自民党憲法改正草案への自由法曹団の見解 まず、日本共産党機関紙赤旗の見解 自民党憲法改正案 問題点日本共産党からの論点(赤旗) ここで注目してほしいのは人権に条件がついたところだ。 森永卓郎氏ブログ http://www.magazine9.jp/morinaga/120523/