2013年1月22日火曜日

アメリカオバマ大統領二期目の就任演説の印象

オバマ大統領二期目の就任演説の印象 今朝方深夜未明オバマ大統領二期目の就任演説がワシントンD.C.で行われました。 朝がた2:30までは起きてインターネットライブをABCで観ていたのですが、 就任式(一般公開の就任式の前に行われた就任式はこちらNYTビデオから)就任式の後ジェームスティラーの歌や人権市民権運動啓蒙家のMs.メアリー・エバーツ氏等の祝辞就任演説のはじめの2~3分くらい?までは観ていたのですが、モデムの充電切れで、就任演説途中で仕方なく寝ました。 が今朝起きて 早速ニューヨークタイムズの記事の中のビデオで就任演説を観ました。 昨晩ライブで途中まで観た就任式前半と、今朝のNYTでビデオで一回観ただけのざっとした全体としての印象としてですが、全体のトーンは'Equality' の実質化ということに集約されると思います。 (Please also see the following White House Official Page:http://www.whitehouse.gov/?sid=24535236 ) オバマ大統領は人種や名字の違い(米国では名字で非キリスト教系例えばジューイッシュ系移民やアイリッシュ東欧系旧共産圏ポーリッシュ旧ユーゴ含世界の各国移民や奴隷の末裔かが判明しやすい)等への差別をなくし、本当に国民がアメリカ人として一つになり人民による人民のための人民の国アメリカ、アメリカ人としての誇りを持ちみんなで共に差別をなくそうと訴えました オバマ大統領はオバマ大統領が大統領になっただけという不満に人々を取り残すことはない二期目こそ本当にアメリカ人全ての人々の人権平等が目に見えるような政策を行うから国民もともに進んでほしい、国民にはその権利-claim-がある。移民でできた「一つのアメリカ」を政府だけでなく米国民みんなでみんなの為に推進しようと訴えました。「政府に期待するだけでなく我々国民みんなで共に米国を素晴らしいものにしよう」との言葉は、財政の壁に苦しむアメリカを率いるオバマ大統領の国民への真摯な願い、国民が主体的な行動を持って主体的に国を作り続けてきた-built/build-ことを誇りに思い今後も国民が民主主義で米国を作り続ける-create-ことを思い出させました。 その背景には私的保険加入者への国民皆保険保険払込義務化に反発する米国民も少なくない国民皆保険制度の実施運用を確実なものにし誰でも医療にかかれる平等を実質化しなければならないとの平等ーequalityー実現の国民保険制度改革-one nation-米国民一致団結で進めようとの願いが。 また、オバマ大統領の銃器規制法案では低所得者層にある苦しい精神障害者であっても公的保険制度で安心して精神医療にかかれることの確保などをオバマ大統領の銃規制案 "NOW THE TIME" に盛り込んでいます。人種門地にかかわらず全米国民の平等の実質化こそ米国を誇りに思う根拠だと力説する就任演説は正にこれから激しくなる議会での論戦を前提とした内容でした。 以下に就任演説全体のテキスト-transcript-が載ったニューヨークタイムズの記事をあげておきます。わたしもまだ殆どの記事も就任演説のテキスト版読んでいません。 後でじっくり読むことにします。 (NYTをiPad2で購読しているので(約1700円/月)就任式最初からフルにみることができます♪後で夕べ身損ねた就任式全部を最後まで(ビヨンセの歌も)ゆっくりみるつもりです) 他にhttp://nyti.ms/VN6PTN 他に就任式関連の記事では "An Excerpted Inaugural Address By THE NEW YORK TIMES Published: January 21, 2013": http://www.nytimes.com/2013/01/22/us/politics/the-eight-minute-inaugural-address.html?ref=politics&_r=0