2025年4月19日土曜日

欧米で英語が話せたら中国人かインド人か韓国人と思われがちな理由は中国やインドが長きにわたり英国の植民地であった歴史だけでなく、アメリカ英国への正規留学生が圧倒的に多いことに根拠づけられます。

 世界で香港含む中国本土以外で最も在留中国人が多い国はタイの930万人(2024年:出典:「社会実績データ図解」https://honkawa2.sakura.ne.jp/8592.htmlが2024年台湾オンラインメディアで調査したところによるとのこと)です。IDEアジア経済研究所のジェトロとの共同研究でも現在のタイのタクシン政権は親中国路線を強めていますのでまだ中国人が増えると見られています(アジア経済研究所: https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Analysis/2025/ISQ202510_002.html)


欧米で英語が話せたら中国人かインド人か韓国人と思われるのは中国やインドが長きにわたり英国の植民地であった歴史だけでなく、アメリカ英国への正規留学生が圧倒的に多いことに根拠づけられます。


歴史的事実から言うならば、なぜこの白人の方が「ニーハオ」と言ったかと言えばこの人が英語が流暢で中国は英国の植民地だったからでしょう。少しオーバーリアクトかなとも思いますが中国人のビジネスでの台頭を気にしている財閥系には神経質になる理由もあるのでしょうし今後タイを訪れる欧米人の方はそのようなタイの大財閥系への心配りが必要な面もあるでしょう。アメリカ民主党は親中タクシン政権以降の流れを嫌ってはいない面がありタイでニーハオは決して侮蔑ではなく流暢な財閥系ビジネスマンと知って台頭する中国台湾中華系ビジネスマンとして敬意のつもりだった可能性もあります。信じない方も多いでしょうが欧米人の中国台湾贔屓の中国語ブームは相変わらずですから、この方が流暢な英語でビジネス英語の丁寧な語り口だったのでニーハオと言ったのでしょうが逆にタイ人で流暢でディーセントな上品な上流階級の英語を話される方も多いのでタイ人の財閥系超富裕層でしかも英語もビジネスでもトップのこの方にすればタイ人への人種差別という風に受け取られたのも無理からぬことです。

しかし今はまだ中国人は尊敬されていてそれ以外のアジア人は差別されている面があります。

時に英語が流暢な日本人のビジネスマンが海外ヨーロッパで「中国人か」と問われて憤慨なさられる場合も少なくないようですがそれは中国人を下に見ているということに怒るのではなく中国人じゃなくても英語ぐらい流暢に喋れますよという意味での怒りなのだと今回改めて思いました。要するに日本人の少なからずの方々にはお分かりになっていらっしゃらないようですが、欧米で流暢に英語をすらすら上品な英語で喋れるのは英国植民地時代が長かった中国人かインド人か韓国人だという認識は実際のTOIECや欧米大学大学院正規留学性の数で明確に裏付けがあるのです。例えばアメリカ連邦政府のアメリカ留学支援公的機関EducationUSAの調べでは、

国籍別で見るアメリカ大学&大学院学生の数で一位は中国2位がインド3位が韓国4位カナダ5位台湾6位ベトナム7位ナイジェリア8位バングラデシュ9位ブラジル10位ネパール

となっています。

学位レベルでは

3割が大学 4割が大学院 学位なし0.3割 アメリカの専門学校大学大学院生卒業生にアメリカでの就労機会を与える可能性のある業務訓練生OPTが2割

人気の学科は 数学 工学 ビジネスマネジメント その他 ライフサイエンス身体科学工学 などのようです。

(出典:EducationUSA :

https://educationusa.jp/faq/basic.html)

欧米で英語が話せたら中国人かインド人か韓国人と思われがちな理由は中国やインドが長きにわたり英国の植民地であった歴史だけでなく、アメリカ英国への正規留学生が圧倒的に多いことに根拠づけられます。


それをTOEICの点からも探ってみましょう。

さらに英語が喋れる非英米人を知る上で2023年のTOEICの国別平均点数をTOEICの公式資料からあげておこう。ちなみに私冨田麻里7thcloudsはTOEICのL/R は490/460合計950(990点中)点 

S/W は180/160(200点中)です。


2023年の世界各国TOEIC平均点

1位レバノン 834点

2位ドイツ 819点

3位ベルギー 784点

4位コスタリカ  777点

5位インド 776点

6位イタリア 763点(通訳要らずメロニー首相のイタリアの平均)

7位スペイン 751点

16位韓国 677点

31位 中国 571点

33位 台湾 566点

34位 日本 561点

ちなみに世界的にはTOEICの受験生のうち20%が20歳未満で平均点は531点。527点と日本の大学生のTOEIC平均点527点を越えています。

ちなみにS/W(200点満点)の日本の平均点は119点のようです(https://s.resemom.jp/article/img/2024/07/31/78243/363088.html)


出典:ユーキャン:日本の大学生高校生のTOEIC平均点(2023)https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/90/column/column09.html


中国のTOEIC平均点がかつて世界8位であったのに近年突如下がった理由にTOEIC受験生が韓国と同じように小学生中学生高校生に増えていることと関係があると思われます。

TOEIC: https://www.iibc-global.org/iibc/press/2024/p257.html


TOEIC(S/W (200点満点))

2023年 国別成績: https://s.resemom.jp/article/img/2024/07/31/78243/363088.html)

日本はスピーキングで世界19位(台湾が8位 韓国は12位 

驚くことに米国は14位 中国は18位そして日本が19位 

日本のTOEICスピーキング平均点114点(200点中))


#TOEIC 伸びる韓国は中学受験から本格化

インドは私立小学校で日本の高校あるいは大学レベルの英語のスピーキングの授業を行う学校も。


日本ももっと本格的に小学校中学校からのTOEIC受験のカリキュラム化を進めるべき時が来ていると感じます。